皆さん、こんにちは!素晴らしい出会いをありがとう。
お蔭様で情報サービス産業は、今や社会のリーディング産業にまで成長し、21世紀は「情報の世紀」と言われております。私達はこの高度情報化社会の実現を果たすために、重要な役割を期待されております。しかし、今日、情報技術者の不足が我が国を含め世界的に深刻な問題となっている中で、今後、日本の企業や社会が国際的な競争力を高めていくためには、一人でも多くの優秀な人材が必要とされております。
そこで、私がこれまで社会生活の中で折々にふれて考えてきた事柄で、皆さんが転職活動をされるにあたって大切と考えられる心得を、客観的にまとめたものが以下の内容です。私なりの体験が、いささかなりともお役にたつならばと願っております。
自分自身を自己分析し、自分の人生設計を描いて、自分の価値観を大成するために、そのプロセスとして転職活動に臨んでください。そうでないとどうしてもミスマッチが生じます。「木を見て森を見ず」に陥ってしまいます。一度しかない大切な人生で、やりたくない事を嫌々やっていては、自分も相手も不幸です。自分の価値観に合った仕事・会社で没頭する事が「生きがい」の第一であると考えております。
当社は、我が国の情報産業の黎明期より歴史を有し、「ソフト開発」ただ一筋に、自らの人生観・事業観・価値観に拘って事業展開をしてまいりました。「我々は何のために事業をやっているのか」というはっきりした「企業理念」がなければ会社は繁栄する事はなく、努力が無駄になるだけです。なぜなら「企業理念」こそ、その企業の「世の中での存在価値」を問われる事業経営の根幹を成すものだからです。我々は「ソフト開発」を通じて、顧客の問題解決、新市場の創造、社会的貢献という社会的使命を果す事を自覚して、今日の日本の情報サービス産業を切り開いてきたと自信を持っております。
そもそも人間は自己の存在価値を自ら創り出すものであり、それは自分の志と行動による産物である事からして、仕事に対する定義の仕方によって、その人の人生の価値が決まる事になります。もし、仕事が単なる生活の糧を得るためだけのものであるなら、それは苦役と我慢の仕事人生で救いがない。どうせ働くのであれば仕事を楽しむ生き方で、働きがい、生きがいを感じて、仕事の本懐を遂げたいものです。仕事の中に自己実現を見つけたいものです。
当社は職場を通じて「人をつくる会社」を目指しており、企業人として、社会人として、家庭人として......どこに出ても恥ずかしくない、その道のリーダーとして世界に通用する「人づくり」を最終目標としています。本業の「ソフト開発」は目標達成の一手段に過ぎないと言っても過言ではありません。人づくりのために強制または制約があっては思う存分に実力を発揮する事はできません。
「やりたい事」「面白そうな事」を自由に選ぶために、当社はどのメーカー、ユーザー、資本系列にも属さない完全独立型の技術者集団会社として、自由度をとても大切にしています。自動車好きの人が様々な車に乗ってみたいのと同じく、当社のComputer Fellowには多種なコンピュータ、ソフト、業種業務を開発する多様なフィールドが用意されています。
経験、未経験、男性、女性、国内、国外といった次元の分け方は意味を有していません。多種多様な個性、スキル、趣味、考え方の方をJASTではお待ちしております。
皆さんと共に仕事ができる日を楽しみにしております。今後のご健闘をお祈り申し上げます。